庸至子の世界
三島由紀夫 氏からの…現代に遺る宿題…?
みなさまこんにちは☆
1970年11月25日?
三島由紀夫 氏
演説と割腹自決の日。
今年、
生前の未公開インタビューの本が
発売になっておりまして…?
既に読むつもりで購入していたのですが、
その前に
もう一度 三島 氏の
生涯を辿りたくなり…?
昔買った本棚の奥にあったこちらの特集を
隅から隅まで?
この数日、読んでおりました。。
生い立ち
や
歴代の全作品
手記の数々、
手紙のやり取り…
こちらは
三島氏の書斎テーブル。
教養深い、
洗練された彼のスタイルが
現れる机の上です✨
この読者と並行して、
三島 氏を想いながら…
併せて
同時代にあった世の流れ…
連合赤軍、二.二.六事件
『天皇制』の理想が崩壊した瞬間のことを改めて思いおこしながら…
おそらく何年も前から覚悟していたあの自決…
三島由紀夫の心中を思うと…?
【天皇陛下万歳】が、
彼の真意ではなかったのではないか。
と、
改めて藤澤は感じるのです。
?????????????
戦後、
経済大国を目指し懸命に建て直した日本の姿。
現在に至るその功績の裏には、
日本人としての精神(三島氏は『武士道』と云う)
が、歪められ、
腹を括ることもなく、
どの価値観へ向かおうとしているのか?
それが、これからの日本人の姿なのか?
そこに、命をかけるほどの情熱があるか?
生身で生き抜く人間が、活かされる日本になるとでもおもっているのか?!
…三島氏の教養、知性、経験は
凄まじいスケールであり、
彼自身も、
そして、
どんな人間も、
100%自分のままで生ききれる世界であるのか?
そこに、
希望と夢と、可能性を感じる日本でいられるのか??
みんな、
のっぺらぼうになるつもりなのか…!?
と…
そんな、嘆きと、叫びが…
聴こえてくるようでした。
【天皇陛下万歳】を言って自決に至ったのですが、、
彼の中では、
あの二.二.六事件の時点で、
すでに天皇に対しての感嘆があったのであろう
…と思ってしまいます。
川端康成氏に宛てた手紙や、
死の直前に清水文雄氏に宛てた手紙
から
感じる事ができるように。。
?????????????
そんな三島由紀夫 氏という人生、心を辿りながら…
今日は、サロンで
『不登校』
の息子さまを持つお母様の髪を切りながら✂️✨
いろんなことを話しておりました。
藤澤自身も
学校に行かなかった、
どうしようもない時代を長く過ごした一人でもあるのですが…
大人に心配され、気を遣われる子供の心は、
ツライ。
どうしたらこの社会で自分自身を見出せるのか、もがいているから。
自分を生かせるのは
学校ではない
ということだけはわかるから、
身体が向かないわけで
感受性が鋭いから
学校や社会や、規律というものの
理由に
ピンとこないから
心が動けなくなるわけで。
青少年のエネルギーは、
(未知の自分を諦めてさえいなければ)
マグマのように[発散]と[実現]を探し、求めている…
その、
マグマを
受け止め
活かし
導く
社会を
こころを
私達大人が
この社会に
それらを受け止める器を作ってあげれているのか?
青少年が、
希望や
未来や
可能性を感じる
日本を
作ってあげれているのか??
?????????????
三島由紀夫 氏の自決の意味、
あの時の心は
今の現代にも、
重要な宿題が
提示されているのだと…
今の目の前の日本を見つめながら…?
そんなことを
感じていた…
本日でありました???
この本は
梵〜karman〜に置いておくことにします✨
読んでみたい方はお声がけくださいませ✨
では✨
藤澤