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庸至子の世界

時を経て?見える?異なる世界✨

みなさまこんにちは☆

埼玉県にある藤澤の実家?には?

文学?にたずさわる
父と母の影響で…

図書館のように本?が
陳列されておりました。

それはもう、
家中全ての部屋の壁全面❗️
天井まで届く本棚‼️
で埋め尽くされていて…?

地震がきたら…一発だな…_φ( ̄ー ̄ )

と、そう思いながら幼い時
部屋の中心に布団を敷いて眠り、
それらを見上げておりました?✨

?????????????

本棚は
名だたる文学者の大全集?✨

有名な芸術家の画集?✨
などが敷き詰められており、

中でも
精神狂気であった
我が父の愛した
【太宰府】全集など…

母は小学生の私に
『太宰の中期の頃に書いた作品はお見事だから読んだらいい。
でも、
後期の【人間失格】や【グッドバイ】などは、
まだ読むな。』

と、言われていました。

頽廃的な精神狂気に引っ張り込む
太宰府の作品の世界に
まだ触れさせたくなかったのかもしれませんね。

♦️♦️♦️

その、【希望を消沈させる世界へ引き込む太宰の世界】
(注※太宰の中期作品はそれはもう、軽快でユーモラスでとんちの効いた、鮮やかな情景の浮かぶ作品も沢山あります)

彼を
『僕はキライですねぇ!』

ハッキリ主張する
一人の文学者
【三島由紀夫】。

三島作品もまた、
我が母は幼い藤澤には勧めませんでした。

彼の時代背景における強烈な思想、
そして、同性愛のありかたに…
触れなくてよいとも思ったのでしょうか。。??

?????????????

しかし藤澤は殆どの作品、文学者
の本を?

訳もわからず?
小学生から中学生の頃に
斜め読みをしました???

そう、、
禁断の本も。?

そこにある文学は…?

現代にある小説とは
一線を博した…?

♦️見事な描写
♦️見事な文章のリズム感
♦️『これ以上の熟語や形容詞はないだろう‼️』と唸らせる、
最高に的確すぎる言葉。
(当時は辞書を引きながら読んでいました)

難しいけれど…
胸に、脳みそに…
ダイレクトにストレートに
太く突き刺さってくる
文章力、描写力に…

僅か中学生の藤澤にさえ、
その凄さを感じずにはいられない
強烈なものでした。???✨

♦️♦️♦️♦️♦️♦️♦️♦️♦️♦️♦️♦️♦️

そして30年経った今…????

あの頃読んだ作品を
読み返しているのです。

この師走に( ̄▽ ̄)

毎晩…( ̄▽ ̄)?



今年の初めに発見された
三島由紀夫氏の肉声テープ?
を入れたこの本の中にある、
三島作品
【太陽と鉄】を読み…

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ほぼ、三島氏の実体験であろうとおもわれる
同性愛
を通して
人間の心の機微を鮮烈に描く

【禁色】
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やはり…
これほどの文学者は…
現代にはいないのかもしれない…
とおもわせるほどの作品力✨✨✨

10代の藤澤の
感覚、理解力、想像力…

今、
30年を経て

全く異なる感覚で
この文学と向き合い、
味わい
もっともっと
すんなりと…
呑み込めるようになっておりました。。

いつのまにかに…???✨

♦️♦️♦️♦️♦️♦️♦️♦️♦️♦️♦️♦️

今夜も

この世界の

続きに行って参ります…?

では✨

藤澤

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