庸至子の世界
天才パロディー✨???✨
みなさまこんにちは☆
25年ぶりに?
この誰もが知るタイトル?
を読み返しておりました✨
この、【人間失格】
太宰治?氏の半生が記されているわけなのですが…?
一般的には
暗い、頽廃的、人生どん底?
のようなイメージが強いでしょうか❔❔
私は、
太宰?氏のことを
そう捉えたことはありません^ ^
どんなに
悲壮感漂う文脈であっても?
どんなに
太宰?氏本人の陰鬱な人生の気配があっても?
いつも、
クスクス?(^_^)
と笑ってしまうのです。
太宰?氏の作品や人生を
よく知るファンは、
皆、そうだと思います^_^
????????????
太宰?氏には
『自己の分身をパロディー化』
する才能があると思うのです。
この、【人間失格】
の中にも、それが冴え渡ります?✨
『はしがき』
『本編』
『あとがき』
から成り、
本編の主人公も、
はしがきも、
どちらも
“太宰本人の語り”であることを匂わせながら…?
この、最後のあとがきでは
【子供が3人もいる】などと、呟く人物になりすまし…
読むものを欺く技法…?
いや、これは
そんな大層な
緻密な計算による文構成技法でなく、
単なる
太宰のいつもの??
脈絡もない思いつき
に過ぎないのでは…(^_^)と、
私は読んでいるのですが。(^_^)
太宰の作品?✨の醍醐味は?
どんなに悲壮感漂い、
頽廃的で陰鬱な文章の中にも…
最後は必ず、
それを滑稽にみたて、
【パロディー】???✨にする
力があるのです。
生きていることに苦しんでいる風な
ナルシズムや自己憐憫
など?
実は これっぽっちも
ないのです。
悲惨すぎて、
読み手は笑うところじゃないのに…?
『あ…(^_^)またでた…(^_^)
またそーゆーことするんか、アンタって男は(^_^)』
とでも思わせるような
喜劇✨
にみたてるほど、
太宰?氏は自己を俯瞰してみていると思うのです。
太宰?氏を面倒みてしまった数々の女性達は、
そんな情けなく、弱っちく、滑稽な彼を…
許し続けてきたのでしょう。。(^_^)
太宰?氏の
不完全すぎる人間の姿は…
まさに、滑稽であります?
その人格と生活の中に…?
『天才的な文才能力』✨
があることも…
なんと神は
特殊配合を生み出したのか…
と思わせるほどに…
カルモチン大量摂取?
服毒中毒?
になりながらも…( ̄▽ ̄)
この
?文脈のリズム感
?言葉の的確さ
?ドストライクな表現…
?機微に触れる描写…
なんと見事なことか。。✨
??????????
あ…
熱く語ってしまいました。。
太宰の生涯や、彼の人格に触れることができる代表作品は、
この
✨【人間失格】
のほかに、
✨【思い出】
という作品もあります。
25年も経つと、
また、
見えてくる角度、
感じるものが
全く違うものですね✨✨✨
また、すでに
他の作品も読み返しております?
また…?✨✨✨
では✨
藤澤