自宅でマン・レイ🎩
の続き…👀

とても興味深いのは

この古書、

この写真集が創刊され、
フランスから日本へ輸入された際に

日本の税関は
【ワイセツ書】
であるとし、

なんと…日本税関検問において…

このマン・レイの美しさ極まりない
裸体のアンダーヘアーを
黒塗りに塗り潰したのであります。

この本が創刊されたのは1983年。
同封されている封筒には…

芸術を風俗問題とし
黒塗りにせざるおえなかった

日本の稚拙な芸術判断に対する憤りを
露わにした書面が入っております。

残念ではありますが…

しかしこれも、
1983年時点の日本における
性やジェンダーに対する偏見と闘う
文化成長の(残念な)道のりのカタチであると
私は感じます。

日本にだって
浮世絵の時代、春画には
誇張された性器や
卑猥描写の文化があったのに…

♦️♦️♦️♦️♦️♦️♦️♦️

25年前に古書店で手にしたこの写真集には

マン・レイの美しき感性だけでなく、

それを取り巻く
その時代の…👀

（良くも悪くも…)
宝物のようなルーツが…
詰まっているのです✨✨✨

藤澤💎