庸至子の世界
オーブリー・ビアズリーの世界◆🤍◆🤍◆
25年の生涯
ビアズリーのあまりにも短く
ドラマチックな
軌跡を辿る🌌
凄まじい展覧会に行って参りました
三菱一号館
【ビアズリー展】
https://mimt.jp/ex/beardsley/
幼少期から結核をわずらい
部屋を閉め切り
蝋燭一本🕯️で絵を描き続け
性の描写、同性愛が
許されなかった厳格な時代に
独学で
独自の目線で描き続け
栄光と転落を味わった
あまりにも短い人生🌌
有名な
【サロメ】
の挿絵
その他何百点もの
膨大な描き下ろしが
ビアズリーの人生に沿って
展示されておりました。
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【サロメ】
と云えば
私のとても好きなフランス画家
『ギュスターヴ・モロー』氏
の画を思い出しながら観ておりますと👀
なんと。
今回の三菱一号館にも
モローの画も君臨されておりました✨
『ギュスターヴ・モロー』
何度かこのブログでもご紹介しております
https://karman.tokyo/blog/thisorthat/20161103-2/
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全てのビアズリーの絵画は
有名などんな画家とも異なり
【ビアズリーならではの解釈、視点】
が色濃く映し出されており、
生々しく
叙情的
かつ
時代の厳格さとリアルのグロテスクさに
揶揄を感じさせるような
描いている本人の息遣いや興奮が
絵の中に吹き込まれているものでありました。
そして、
私が最も感じたのが
『怒り』
のようなものが根底にあるような
とめどなく爆発しつづけている
エネルギーを
25歳の最期の絶筆にまで
封じ込めたような
凄まじい画家ビアズリー。💎
素晴らしい展覧会でありました。
5/11まで
三菱一号館にて開催されております✨
藤澤✨